お盆の迎え火、送り火はいつからいつまで?
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日本の暮らしの行事
子供の頃玄関で灯を炊いて、ご先祖様が家に一時帰宅する送り火、またあの世へ帰る送り火をやりませんでしたか?
子供の頃に祖母や父から教えて貰った大阪の風習をご紹介します。
(祖母の出身は奈良県の天理です。)
迎え火と送り火のやり方
迎え火は川辺(水辺、小川)で火を炊き、先祖はその水を流れてやってきます。
その火を家に持ち帰り、線香に火を移せば、先祖の霊が帰ってきたという形になります。
送りは、その線香の火をまた川辺へもって行きます。
お盆の迎え火、送り火はいつからいつまで?
大阪では、迎え火はお盆の入りの8/12日夕方、送り火は8/15夕方から夜にかけて行ったそうです。
先祖は、あの世からお盆の間だけ仏壇に一時帰宅で帰ってきます。
お盆の線香とお供え物の意味
お盆で一時帰宅しているご先祖様は仏壇に帰ってきます。
仏壇にお供え物をします。
備えた線香の煙にのって、ご先祖様の食べ物となるそうです。
祖母からの言い伝えです。
今の時代、お盆の迎え火、送り火をするところはほとんど無くなりました。
私が子供の頃は、玄関で蚊取り線香の器の上で、細い木を燃やしたぐらいですね。
迎え火や送り火をするための小川もないし、燃やした送り火を川に流したり、お供え物を川に流したり出来ません。
おそらく地域によってさまざまですが、こうして行事が減るのはさびしいものです。
家族の行事は大事ですから、子供が大きくなるにつれて親も続ける意味がなくなり、なくなるんだろうなと思いますね。
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