七夕飾りの短冊はいつからいつまで飾るの?
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最終更新日:2014/01/17
日本の暮らしの行事
七夕は7月7日で天の川の伝説が有名です。
地域によって、新暦の7月7日、月遅れの8月7日などあります。
ですが、短冊はいつから飾れば願いが叶うのでしょうか?
ちょうど暖かいので外で夜空を見上げるのも楽しいかもしれません。
都会でも天気がよければ星は見えます。
七夕の由来は3つほどある
織女と牽牛の伝説(おりひめとひこ星の伝説)
七夕の日の牽牛(けんぎゅう)と織女(しょくじょ)の伝説は有名です。
天の川の東に住む天帝の娘織女と西に住む牽牛が恋仲になり、織女は仕事の機織りをやめてしまったので、
天帝が怒り、2人が合うのを1年に1回、7月7日の夕に決めたという話です。
日本の神事の棚機(たなばた)
昔の日本では選ばれた女性が着物を織って、神に供え秋の豊作や人々のけがれを払う行事を行ってた。
七夕(たなばた)とは棚機(たなばたという織物の機械)とも書け、
棚機女(たなばたやつめ)と言われる女性が棚屋(はたや)に篭ってお盆を迎える準備として、7月7日の夜に行われていました。
奈良時代に伝わった中国の乞巧奠という祭り
織女と牽牛の伝説に中国の乞巧奠(きつこうでん)という、
織女星にあやかり、習字や裁縫の上達を願う祭りが結びついて七夕が始まったとされています。
いつからいつまで飾るの?
ほとんどの日本の神事は「夜明けの晩」(7月7日午前1時頃)に行うことから、
事前の6日の夜に短冊を飾るのがいいと言われています。
片付けは、大磯の七夕行事を参考にすると、一晩たって7日には片付けて、7日からお盆の準備を始めるのがいいようです。
昔は七夕のあとは川に流しましたが、今は川に流せませんので燃えるゴミで処分します。
お焚きあげを行っている神社もあります。
飾り方
6日の夜に短冊に願い事を書いて笹につるします。
芋の葉の露で墨をすり、その墨で短冊に字を書くと書道が上達すると言われています。
そのほか、色紙や星型の紙、折り紙などを飾ります。
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