衣替えはいつごろ?何月何日?
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最終更新日:2017/01/03
日本の暮らしの行事
四季のはっきりした日本では、年に2回衣替えを行うのが一般的です。
約2週間から1ヶ月ぐらいの移行期間をかけたりします。季節の変わり目は気温も変動しますから。
衣替えというのはしなければいけないというわけではありませんが、日本は夏暑く冬寒いので、真夏の服は冬には着れないし、真冬の服は夏に着れないということでせざるをえないという感じです。
衣替えの歴史
衣替えの習慣は平安時代の宮中行事から始まったそうです。
中国の風習に倣い、旧暦の4月1日および10月1日に衣替えをすることを決め、これを更衣と呼んだそうです。
一方和装の衣替えは10月1日から翌年の5月末までは裏地のついた袷(あわせ)。
6月と9月は袷と同じ生地で裏地のない単衣(ひとえ)。
7月と8月は薄物を着ます。
薄物とは、薄く透き通った絹織物の「絽」や「沙」のことです。絽は7月と8月、沙は8月のみに着ます。
江戸時代になると着物の種類が増え、衣替えは年4回もおこなっていたそうです。
明治時代になると洋服になり、役人・軍人・警察官の制服に夏服と冬服の衣替えの時期も制定したそうです。
日本は昔から四季のある、気温も変化の有る地域なのでこの習慣は非常に昔から続けられていますね。
衣替えが6月と10月になったのは明治時代以降のようです。
具体的に衣替えはいつごろ?何月何日?
何月か具体的に定めるとしたら、
夏に向けての衣替えは6月1日ごろ、
冬に向けての衣替えは10月1日ごろです。
制服のある学校や職場ではこの日から夏服、または冬服を着ることが多いです。
家のタンスの衣替えもそのころの天気のよい日に行うと良いです。
服の収納には透明の収納クリアボックスがお勧めです。
服を入れて押入れなどに仕舞えばいいです。
ブレザーなどの収納には、収納カバーつきのハンガーラックがお勧めです。
どちらも値段が高くなく、ホームセンターなどで手に入ります。
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