コピーしても画質が劣化しないチラシの作り方


コピー機はインクジェットプリンターのように、
グレー(ねずみ色)を印刷するのに弱いです。
特に単価の安い輪転機で印刷する場合は、
ねずみ色は白と認識され、印刷することが出来ません
コピー機や輪転機で綺麗に印刷できるチラシの制作の仕方のご紹介です。


新聞などを虫眼鏡で見てみると、無数のドットで構成されているのがわかります。
新聞紙など単価を安く下げるためのプリンターというのはグレーの印刷に弱いのです。
その代わり、字を読みやすくするためなど、黒の印刷には非常に優れています
これは漫画雑誌や同人誌などでもこういった手法を使っている方がいますね。

この精密な黒の印刷を利用して、小さいドットで構成された点々をインクジェットプリンターで印刷し、それをコピー機で印刷すれば綺麗なチラシを印刷する事ができるのです。

新聞紙のような白黒の点々が無数にあるドット画像をつくるフィルターがフォトショップにはあります。解像度を720ぐらいですれば綺麗なドット画像が印刷できるでしょう。

チラシを白黒二階調にする方法

●まず、キャンバスのサイズ(印刷決定の大きさ)を決定しておく
写真は、解像度360dipにして画像サイズ確定。モノクロ2階調にしたときにモアレがでてしまうため、サイズを決定しておいてフィルタ適応後もサイズが変わらないようにする必要がある。つまり、360dpiなら、モノクロ2階調したときは720dpiにしないと、モアレがでてしまう。(2か4で割れる数が望ましいようです。)

●まず、モノクロ2階調にした、写真だけを印刷する。

イメージ>モノクロ2階調
出力を720pixcel/inch
ハーフトーンスクリーン
線数、角度そのまま、網点形状を円に変更


これで、まず背景画像だけをインクジェットプリンターで印刷します。

●黒100%で印刷したい、文字だけを後から上に印刷する

印刷時の注意点:
モノクロ2階調にしたときにモアレがでてしまうため。
さらに、印刷は「きれい」で白黒印刷(黒インクのみを使う)で印刷します。
フチ無し印刷を決定しておき、2度印刷時のズレが無いようにしておきます。
これで、写真だけはモノクロ2階調、文字や黒100%のデザイン部分だけは普通に印刷することが出来ました。

最後に画像を2階調にせず、普通にグレースケールで印刷したものと、モノクロ2階調にしたもの、どちらがコピー機で綺麗に印刷されるか比較してみました。

普通にグレースケールで印刷したものをモノクロ2階調で印刷したものをコピーして劣化ぐあいを比較してみた。

2枚目の複製時に明らかな差が出ています。
ふつうにグレースケールでインクジェットプリンタで印刷したものは、コピー機では印刷できないことがわかいりました。ですが、ドット処理をしたものは、複製を繰り返しても画像が劣化しません。これは、このドットが白と黒の点々でできているためです。
同人誌やコミケなどでコピー誌を作る人にお勧めできる印刷方法ですね。
漫画の表現というのもチラシと同じで、境界線(黒)色(グレー)で表現されているので、チラシと同じくドット印刷するのがいいと思います。

まとめ、表現というのは、末端まで配慮が行き届く表現が正しい

モノクロ2階調で印刷したものは、パソコンでの表現の結果がほぼ複製できていることが確認できました。

パソコンで印刷をして、インクジェットで綺麗にできた!と納得するよりも上記の作業をして、自分がアウトプットしたものが、100%の表現力で複製できてこそ、チラシデザインといえるんじゃないか?
と私は思っているのですよ。
パソコン上で綺麗だなと自己満足するんじゃなく、その印刷物、コピーが手に届く人のことまで考えてこそチラシデザインというものだと思います。

About iida

ちょっと痛い30代ですが、人生真面目に生きています。
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