写真に写った不要なものを消す方法
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最終更新日:2015/06/16
初心者のためのphotoshop講座
ゴミ消しツールとも言われるスタンプツールを使うのが一番楽です
イメージとしてはどこかの皮膚を移植する感じ。
photoshopのツールバーにあるコピースタンプツールをクリックします。
それで、周辺の同じ色で同じ素材の部分をALT+クリック。
それから、エアブラシで消したい通気口を押してクリック。
ALT+クリックした部分がコピーされて描画されます。
元画像はこちら。
ホームページを作るとき、
会社の自社ビルや工場を撮影したときに
移りこんでくる電線や、看板などを消すときによく使いました。
これはエアブラシで一クリックづつ点画のように連続でポチポチするのがお勧めです。
このコピースタンプツールに慣れれば大抵の不要なものを消すことが可能です。
応用で顔のほくろであったり、邪魔な毛であったり、赤目の処理であったり、写真に写り込んだ不要な人間や広告の削除であったり。
ついでに撮影した天気が悪かったら合成で青空なんかを入れると
会社説明のページも華やかになりますよ。
前のページで紹介した「画像の背景切抜きを誰よりも速く出来る方法」を使って、
空を切り抜きます。
それで下のレイヤーに雲が写り込んだ爽やかな空を演出すると、
普通の工場であっても、
すごく清潔感のある、明るく活発な工場を演出できますよね。
ホームページ制作会社ではよく使うテクニックです。
合成するときは写真の全体の色温度や雰囲気を考えましょう。
つまり違和感のない色にするということです。
私が工場に適当にインターネットで拾ってきた空を合成しましたが、
違和感が無いと思います。
ですが、実際の写真の色はこうだったのです。
空とはいえ、撮影環境によって様々な色になりますよね。
合成するときは、その写真の持つ全体の雰囲気とあわせる必要があります。
映画などでは普通に使われているテクニックですね。
(これが下手だと合成バレバレだし、気持ち悪い写真になる)
その考え方についてはまた今度説明します。
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