遠隔(ネットワーク)でパソコンの電源をつけるフリーソフト
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最終更新日:2017/12/13
パソコン経験
朝仕事が始まる前に、朝に十数台のパソコンをいちいち起動してまわるのは非常に手間です。指が痛い。さらにこれを毎日何年も繰り返せねばならぬことから自動化をもくろんでました。
結局会社内ネットワークにログインまでは手動でしなければいけないから、せめて起動だけは遠隔でしたいということで探していたら、Wake On LAN(Wake Up On LAN)というフリーソフトを見つけました。
このソフトは、ネットワークを介してパソコンの電源をつけたり消したりするソフトです。
会社のプライベートネットワーク上では、私にはroot権限がないため電源をつけることしか出来ませんでしたがそれで満足です。
Wake On LANの使い方
各パソコンをBIOS起動してパワーマネジメントの設定を変更する必要があります。
まずはBIOSで起動。
大抵のパソコンはウインドウズが立ち上がる前にF2やF8を押せばBIOSが起動する。だが問題は、BIOSのパスワードがわからない状態であれば設定できない。
パワーマネジメントの中のwake up nic
ネットワークでのパワーマネジメントをONにする
設定が完了すればWake Up On LANを立ち上げます。
編集>新規追加
各パソコンで[このPC]をクリックするだけで自動で情報が入り、新規登録し保存。
あとは右クリック起動などでパソコンの電源を入れることが出来ます!
これで朝出社したときに、ひとつのパソコンの電源を入れるだけで数十台のパソコンの電源を入れることが出来ます。すごい時間の短縮。
Wake up Lan Toolのおもしろい機能
このWake up Lan Toolのおもしろい機能は起動する以外にも、パソコンの情報を把握できる管理者ならば、リモートデスクトップ接続や、パソコンのシャットダウンなども可能です。
(企業などの社内LAN環境では各々の端末名が違うため、自動シャットダウンはうまくできませんでした。)
ATX規格で電気的にパソコンのONができなければなりませんが、賞味メーカー物パソコンで対応不可のものは少ないはず。
BIOSのPASSなどを知っていて触れる企業であればどこでも導入は可能です。
毎朝起動する時間がちょっと浮きますよ。
これで選択して起動ボタンを押すと設定されたパソコンが見事に立ち上がりました。
パソコンは時間を短縮するために使う物なのでこういう使い方もありだなぁと思いました。
参考サイト:
http://www.geocities.jp/hibiyank/mobile/vnc/vncwol.htm
http://lan-kouji.com/contents00/contents00-03.html
追記:環境では動かない場合があるため方法変更
結局、電子カルテの院内環境では動かない場合があった。
IPアドレスも固定なのに理由はわからない。結局、各パソコンのバイオス設定で自動電源を入れる時間を一台一台設定して回ることで解決しました。
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