脳の腫瘍をとる手術のために運動をさせるようです。平成21年4月27日
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弟が脳血腫から回復までの手記 脳血腫発見から手術まで
平成21年4月27日
先日やったシャントの手術がうまくいったので頭に穴をあけてつけていた管をはずしたと。
1ヶ月ぐらいずっとつけていた点滴もはずした状態で、脳の腫瘍をとる手術のために運動をさせるようです。体力がないと12時間の手術には耐えれないから。
入院がまだ続きそうなのでいったん退院するみたいです。入院って、3ヶ月以上すると入院費(病院の収入)が減るらしいです。その対策かな。
どういった手術だったのかは、また次の主治医の説明があるときに聞こうと思います。
頭から出たチューブと袋はすごくじゃまだったので本人も楽になったと思います。
残るは脳内の血腫をとる手術があり、それは5月中旬に行う予定だそうです。(緊急手術扱いになるので日程が決まっていない)携帯のバイブがなったら、弟になにかあったんじゃないかと心拍数が突然上がります。
まだ落ち着かない日は続きそうです。
平成21年5月3日 土日祝日ゴールデンウィークすべて仕事のためお見舞いにいけません。
5月の中旬の手術の日にはいけると思います。シフト制の仕事はつらい。
でも脳から腹へのステントの手術をしなくて本当に良かった。
この手術は頭からお腹まで耳の横の首を通って皮膚の下にチューブをいれるのですごく違和感があり痛いらしい。こんな状態になってしまったら見ているこっちまでつらいことだ。
大学病院で医療が最先端で進んでいてよかったと思いました。
残るは海綿状血腫を取り除く手術だけです。
状態はひどくなって左利きなのに左半身が麻痺(動かない)した状態で歩けないみたいです。
これも手術後のリハビリでどこまで回復するのかも期待しなければいけません。
平成5月14日 5月2日からずっと仕事でした。12連勤ぐらいだったと思います。仕事の同僚は仕事をやらず、まいにちだらだら痴話話ばかりしているのでかなり苛立っています。休みもなく雑用ばかりなのであまりに疲れた。最後にとどめの当直(24時間勤務)でしたからなおさらです。
明日は弟の手術なので朝から大学病院に付き添いに行きます。(一時帰宅はいつのまにかなくなった)
予定では手術は12時間ぐらいの予定。病院でなにして時間つぶしするか。となりの万博公園にいくか。はたまたそんな余裕はないか。
健康だとわからないことが、病気になると何もできないことがいろいろありますね。家族が病気になってしまったとしても結構考え方とか変わります。
いままで社会人になって仕事というのが第一優先でした。でも最近はぜんぜんそんなこと思わないんですよ。弟が元気に普通に仕事行ってたときはあまりに普通な日常だったんだなと。
それは家族が不自由になったときの介護やアルツハイマーや痴呆症になったときの介護の意識に少し似ているのではないかと思います。
最近ではそういうことがテレビでも特集を組まれるようになりました。
家族が、配偶者が、子供が大病にかかった。毎日介護、仕事をしながら病院通いの日々。
ああそんな印象なんだなと思った感じです。
そういえば親が領収書持って帰ってきました。高額医療を申請したので10万ぐらいですむのですが、たった15日入院しただけでかかった医療費は100万円です。
15日住吉の病院で100万円、次の大学病院でも15日で100万円・・・保険に入るのは当たり前ですがここまでありがたいものとは思わなかったですよね。保険に入っていない人は入るべきです。
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