おっさんになって理解できた根暗トピアのギャグ
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最終更新日:2015/07/11
マンガ
ばあちゃんの家に昔からある漫画で、だいぶ前に弟に家に持ってきてもらった。
親戚のおじさんが学生の頃読んでいた漫画で、すごく下品でキモくて、下ネタが多くて子供の頃は理解できなった。
今読むと面白い。なんというか、昭和58年ぐらいの漫画なのに今理解できることがたくさんある。作者はあの「ぼのぼの」の作者で、この絵の下品さからは信じられないです。古本屋で探したくなりましたね。
このねくらとぴあの感想を書くのは非常に難しい。
4コマだからエピソードがいっぱいあるし、簡単に書くとすれば、大の大人がこんなくだらないネタに人生をかけるなんて、ほんとお前バガヤロだわ、っていう言葉でいいと思う。非常に王道と言うか、真のギャグマンガ的な感じがあります。
自分がおっさんになって、やっと理解できました。
いがらしみきおは今でも現役の漫画家で、神の啓示があり、次回作にはあの非常に大ヒット作の「ぼのぼの」を書いている。
哲学的なのは、このねくらとぴあにもそういった面がある4コマがちらほらでてくる。
煩悩や苦悩をかんがえるような、笑いがどこにあるのかわからないのに笑えると言うシュールなネタもる。
ぼのぼのもそういうのが出てくる。
主人公のあざらしのぼのぼのは、悩んだりする男の子でした。
ぼのぼのは昔から私も好きだった。テレビシリーズも全部見たし、たまに漫画も買ったりした。
http://www.bonobono.jp/
公式ページから、現在のいがらしみきおの顔が見れる。
ちょっとえびすよしかずっぽいですが、こんな顔だったんだ。
ホームページには、「ものみな過去にありて」という書き物もあり、こんなにも感性豊かな人だったのかと感じさせられた。
あとがきにもあったんだけど、いがらしみきおは、根暗トピアの当時は、近頃の少年漫画は面白くなさ過ぎるとあとがきに書いている。
漫画家は個人で、やりたいことをやるのは漫画家の役目だと書いていて、
若い頃の写真も、現代に疑問する若いエネルギーのようなものが見えなくもない。
でも私には過去のものを塗り替えるようなエネルギーはない。
作者は偉大な方ですね。
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