福満しげゆきの陰謀-うちの妻ってどうでしょう?4巻の感想

公開日: : 最終更新日:2015/07/07 マンガ


福満しげゆきには非常に親近感が湧いているのです。
リア充には読めないような、痛い内容の漫画なのですが、すべて私の気持ちの代弁をしてくれるようで結構意見も合います。
なんかチャラチャラした若者(私はそれを野生の人間と呼んでいます)を風刺してくれるのは気持ちがちょっとだけすっきりします。
各コマ文字が小さく詰めて書かれているので、小林よしのりのマンガのような読み応えがあります。

著者は知識人でもない人の戯言なのですが、それがまた共感できていいのです。
私は低収入で糞ダメな人間だから、高収入でリア充な奴は憎いし、コネで高収入を得ている人や、陰謀で動く社会に対しても憎いですが、それを表だって何することもないので、福満しげゆきの本はそういうのを公的に文書にして公開してくれているので、
「社会で誰かがなんか漫画で現在の社会に対しての不満を言っている」という安心感があるのです。
誰も否定できない世の中ってダメじゃないですか。

私のブログはリア充に見えると思うのですが、決してそうではありません。
私は今30歳なのですが、ブログを始めたのは28歳の時。
28歳まではブログに書くようなこともないし、毎日仕事が忙しくて自分の時間を持つ余裕もなく毎日仕事以外まったく何もしない社畜な毎日でした。

私も福満しげゆきと同じで工業高校出身です。
私の通っていた工業高校は頭が悪い人は多いものの、みんなしっかりやっている人達でしたがなじめなかった。
私は大学進学したのですが、高校で大学進学のために勉強していたのは学年で3人だけでしたから、そのクラスの違う3人はみんな浮いてしまうのも当然の事です。

社会人になってからは休みなく家でも持ち帰り仕事をする忙しいWEBデザイナー、始発から終電まで働く営業を得て、今の余裕のある(長時間勤務で休みは少ないが、夜勤明けもあり休みも保障されている)事務の仕事について
やっと人生で余裕を持った大人タイムを送ることができるようになったわけなのですよ。

心に余裕ができたら、次はすごくいい人を見つけてしまって、いろいろ一緒に遊びに行ったりしています。
その感じも、僕の小規模な失敗にでて来る妻との感じになんだか自身を投影してしまうのです。

その投影というのは、情けない自分も、周囲に嫌われながらも毎日を頑張ってるし、もしかしたら僕の小規模な生活や、うちの妻ってどうでしょう?みたいな楽しい人生になるのではないかという、
もしくはそうなるように努力できる一筋の光というのが、この福満しげゆきの漫画で元気付けられる私がいるのです。

ですから、私は高校時代も大学時代も28歳まで文字に残せるような楽しい日常を送ってはこなかったです。
その点、自意識や自己完結するような痛い考え方は非常に頭の中にあって、それもまた福満しげゆきの漫画のないように共感できる部分もあります。
無責任に人のせいにする社会は憎い、それは企業内でも日常に起こっているし、国民にも責任があるという4巻の内容にも共感できるところはいっぱいありましたよ。

福満しげゆきの陰謀とは、こうした小規模な生活しか送れない読者にピンポイントに評価を得ることができる 最低限の部数を売れるコアな読者層を持つことでしょうか。
この人の本は値段が高いのですが、値段なんか少々高くても買いますからね。
こういう漫画はこれしかないから。ニッチという言葉が似合います。

今回の記事は福満しげゆきさんについて書きました。
こういう世間を否定することを書くってちょっとストレス発散になるかもしれません。
記事をこのタイトルにした理由は、著者である福満しげゆきさんに私の汚いブログをみてもらいたいからです。
痛いことばかり書いているが、おそらくブログってそういうもんでしょう。


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