以前から読みたかった、そもそも絵を本人に似せようと思っていない少女漫画、中川翔子物語を読んでみた。
めちゃくちゃ少女マンガな世界ですが、ある程度楽しめました。
子供の頃から 漫画や絵を描くのが好きで、中学校ではキモいと虐められて、それでも自分の道を信じて、ライブを成功させるという流れです。
低年齢向けに書かれていて、流れはわかりやすいと思います。
9歳までの父との思い出、死別、現実に受け止められなず、さらに追い討ちでイジメをうける、アイドルオーディションに応募するとグランプリをとってデビューし、
芸能関係の?高校の芸能コースへ通うもそこでもイジメで登校が止まる。
芸能界で友人が出来て、ブログをはじめたのがヒットして、ライブも成功させるサクセスストーリー。
1985年生まれだというのにもう伝記が出るとは、人気もすごいものだなと思います。
中川翔子は虐められていた当時は家では手の付けられない子だったとテレビで聞いたことがあります。
恵まれている環境だと思われがちですが、この方については本人の相当な努力で
今の地位があるといってもいい、努力した、している人であると思います。
気になるのは、芸能界に入っての友人「あやか」ちゃんと、高校再開して虐められても友達だった小学校時代の友人、幼馴染「みおる」ちゃんのエピソードが気になります。
ブログで、自分自身の偏った個性や性格、生活を開示して、
みんなから共感を得るというのは、私の好きなバンド「神聖かまってちゃん」に似てますよね。
ネットというのは、私を含め社会的弱者が多いです。弱者というのは共感しやすいので、こうした境遇を口外してくれると、会ったことも無いのに共感が持てて、存在を近く感じるのでファンになり安かったりするのだと思います。
自分の事を人にわかってもらうなんて到底できることではない。
他人の事を自分がわかるなんてことも到底できることではない。
コミュニケーションのみで他人の事をわかる事ができるとしたら人生で1人ぐらいだろう。
だけど、こうして漫画や本などで伝記を出すことでいっぱいの読者が相手の人生を簡単に覗き見して共感を得ることが出来る。
中川翔子さんはギザ成功しているんですね。
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