革細工で使う道具の紹介。父の趣味
公開日:
:
最終更新日:2013/08/06
koreda日記
弟と父は趣味で革細工をしています。
失敗作も多いみたいですが、財布とか鞄を手縫いで作っているのです。
私が今使っているビジネスバッグは父に作ってもらったものです。
型紙から生地を切って手縫いで縫い上げるには1つのバッグを作るのに最低でも3~4週間はかかるみたいですね。手が込んでいます。
今日は仕事が休みなので、弟に革細工の道具の説明をしてもらいました。
写真は革細工で使っている棚です。いろんな道具が入ってますね。
1.革包丁
大抵はカッターかはさみで切りますが、 分厚い物を切るとまっすぐに切れないので、こうした横長の刃のカッターで切るようです。
まっすぐ切るためには鉄のものさしも欠かせないそうです。
2.ひしめうち
革は分厚いので、手縫いでも指で針を革を通せないので、あらかじめ均等に穴を開けて置く物です。
3.ヘリ落とし
彫刻刀のようなもので、革の角ばった切り口を丸くします。
4.ステッチンググルーバー
縫う穴を開ける場所を決めるためのラインを書くものです。
5.トコノール
革の裏側の毛羽立った部分に塗ると断面がツルツルになるそうです。
6.スリッター
革の角を磨くために擦る木です。木のプーリーみたいです。
7.穴を開けるときのゴム板と金槌
革細工にドンドン音がなるのは、切ったり穴を開けるときにトンカチで叩くためです。
8.針と糸
針は百円均一のもの。糸の種類は、麻糸、しにゅう糸、ビニモというのがあるらしい。
しにゅう糸と、ビニモは、カセン(化学繊維)らしい。ビニモは、天然風に見せた化学繊維でミシンに使えなくて、これで縫って作られているのは手作りの証らしい。
9.手作りの縫い台
大抵は膝ではさんだりするらしいですが、父が作った手作りの縫い台なんかもあったりします。
成功すればこんな感じのかっこいい系の鞄も作ってくれます。
このちまちました、手作りで革を縫う作業はボケ防止にいいでしょう。
何かしら趣味を持つのは重要なことですね。
失敗作が多いようなので、是非実用品を作ってほしいところです。(ゲームのスキル上げみたいですね。)
私のページでも完成品を売れたらいいのですが、まだ一つもストックは無いみたいです。
結構時間のかかる趣味ですが、手先を使わなければいけないので、弟にはリハビリになるし、父には痴呆防止に役立ってほしいと思いますね。
関連として革細工への道のりがわかる過去の記事を掲載しました。
●家の近くの革が売っている東大阪の安井商店
●父が革で手作りのビジネスバッグを作ってくれた
ほかにもこれ読んでみませんか?
-
-
学校で教えられた黒人奴隷が輸送時、餓死寸前でおしっこを飲む話知ってる?
上記の画像は当時の教科書にも載っていました。この迫害を受ける側だっ
-
-
1ヵ月半ぶりぐらいにアニオタ先輩の家にお邪魔する
1ヵ月半ぶりぐらいに先輩の家にお邪魔してまいりました。 アニメオ