土曜の推理の刑事ドラマの棘の街を見てしまった

公開日: : 最終更新日:2015/07/05 koreda日記


たまたまテレビをつけたら土曜ワイド劇場テレビドラマ「棘の街」というのが始まった。
~白骨死体は初恋の人の愛息!母親失格!帰郷刑事待つ同窓生の暗い秘密
というすごいキャッチフレーズの刑事物です。
主人公の俳優仲村トオルがかっこよかったので見てしまった。
温厚なヤクザ役の杉本哲太も渋い。
映像が結構かっこよく作られている。すごくわかりやすい展開の推理刑事ドラマで、後で調べたら原作があるらしい。以下ネタバレ

冒頭の「なぜ捜査本部なのに昼間に警察官がこんなにいるんだ、無能か暇人?のどちらかだ!」なんて周りを冒涜する様は見ていてかっこよかった。
主人公はまじめ仕事人間の敏腕刑事。一匹狼であり1人で捜査を展開していく、警察という組織は無能だと思っている。


だが1年前自分の初動捜査ミスのため1人の身代を殺してしまう。
左遷されて1年前の自分が担当し、ミスをしたこの殺人事件の捜査に戻ってくるのが始まり。

主人公はバーで集団で暴行されている若者を助ける。
実は記憶を失っていなかったのだが、その集団暴行事件の被害者は、主人公の容姿に出され生き別れになった息子であり、今回の事件の犯人だった。
途中で集団暴行から助けた記憶をなくした若者との数日間は非常に興味深く、かつての主人公の父親が残したバイクや離れのような別荘などで触れ合うその姿は、本物の親子のようであった。それが逆に犯人の狂気というものが感じられた。

(バーは主人公のカメラマンである父親がやっていたもの。主人公は父親を憎んでいる。だから地元であるこの街も憎んでいる。棘の町という題名は、主人公の地元で棘の様な人間関係が残っているという意味っぽい感じがする。)

オチは、主人公は結婚しているのだが、妻が出産の時に子供を残して死んでしまう。
それを妻の両親に咎められ一度も顔を見たことの無いまま生き別れになってしまう。
その生き別れた息子が麻薬の取り締めというか、東京から仕入れて販売している犯罪者だった。

1年前の事件。その身代はすでに殺されていたのだ。
犯人である主人公の息子は、麻薬取引を知られないためにその身代を殺して埋めた後で、身代金目的にする犯罪を思いついたのだ
だから、冒頭の身代金取引の時、本当は取引相手は来ない予定だったのだ。
浮浪者がたまたま通りがかったのを主人公が取り押さえてしまった、そのおかげで犯人からの連絡が途絶え、主人公が犯人の差し金だと周囲も勘違いして、主人公が捜査ミス(犯人を勇み足で捕まえた)したために身代を殺してしまったという重責を負ったまま、その捜査からはずされ、1年間過ごしてきたのだ。

最後は麻薬販売の元締めをやっていた自分の本当の息子を警察に突き出す。
世知辛いオチです。

途中に出てくる登場人物である、ヤクザ(自称実業家)の友人や、殺された高校生の母親などが微妙な態度で疑わしくて、推理のジャマをするようになっている。
結構おもしろかったです。

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