脳のがん摘出手術 グリオーマ 東京女子医科大学
公開日:
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最終更新日:2014/06/09
病院・病気で得する情報
脳腫瘍 グリオーマ 5年死亡率80%
東京女子医科大学病院 脳神経外科 丸山先生
たけしの健康番組より脳のがん摘出手術の要点を書きました。
自分の家族、知り合いがいれば紹介できますからね。
対応できる病院はみんな知りたいと思うので書きました。
腫瘍の周り 言語野まで進むグリオーマ。
東京女子医科大学病院の脳外科の手術チームは覚醒下腫瘍摘出術を行う。
東京女子医科大学病院の覚醒下腫瘍摘出術
患者を目覚めさせたまま 腫瘍を摘出する。
グリオーマの特徴は、正常細胞と腫瘍の境目がわからない。
見極めることが重要で難しいところ。
見極めないと腫瘍を確実に取ることが出来ない、出来ないと再発する。
脳に電気刺激を与えながら、絵を見せ、答えさせながら脳に電気刺激を与えて問題があれば答えられない。
覚醒下腫瘍摘出術は、5年の生存率25%を70%。
言語症状を出してないのが不思議なぐらい圧迫していて大変な状態だった。
頭蓋骨の一部を切除し、脳をむき出しにする。
MRIが手術中に撮影できる。最大の武器。
腫瘍の位置を特定するにはMRI画像がかかせない
これまでは手術前だったので腫瘍の正確な位置がわからなかった
特殊なMRIならば、開頭したあと直後に撮影が可能。
メスの正確な位置がわかる。
インテリジェント手術システム、世界初のシステムによる覚醒下腫瘍摘出術。
電気刺激を与えながら、正常な組織を探っていく。
パソコンで絵を表示して即座に名称を答えてもらう。
端子が触れた瞬間 音とともに電気刺激が流れる。もし答えにつまったりしたら、そのとき触れている場所が正常な細胞だということ。
1から20まで数えてください。数を数えるテスト。
刺激を与えられると言葉に詰まった。ここが正常細胞、これより外側は切ってはいけない。
テストを繰り返すこと30分、ようやく腫瘍の全貌が捕らえられた。
あとは境目ぎりぎりまで腫瘍を切除するだけ。
正常な細胞を傷つけないようにメスを進める。
手術開始から10時間、手術は無事成功した。
その後、抗がん剤、放射線治療をうけ9年後も再発無しで暮らす。
手術を受けた人の気持ち
頭が開いているのに答えられるのかな?とおもったが、答えている自分が不思議。
いいたいことがわかっているのに声が出てこない。
そこが1箇所あったので切らなかったといわれましたけども。
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