ホームページでは漫画ばっかりよんでいる漫画オタクみたいな感じですが、実は読む量は新書とかエッセイとかの方が多いのです。
エッセイや小説、新書は評価とかどんな本か紹介することが難しく時間がかかるのでかいていないだけなのです。(書くと馬鹿がばれてしまいます。)
特に中島らもが好きで本はほとんど集めています。
今読んでいるのは、牢屋でやせるダイエット 著者:中島らも [出版本リスト] です。

牢屋でやせるダイエット (青春文庫)
全然ダイエットの本ではありません。
主人公「中島らも」が麻薬で捕まる顛末から判決を言い渡されるまでの拘置生活22日間を書いた自伝のようなものです。
留置所の中で自分が遭遇したできごとなどを客観的に見ていておもしろいです。
話をよむにつれて中学生のように反抗的だった中島らもも、すっかり牟所に慣れてしまっていくという様もおもしろい。わざと計算しているのだろうか。考え方の変化まで読み取れるのははやり日々の物書きの生き方を実行しているせいか。
刑務所が正しい方向性を持っているというのもわかる。
以下は他の本のことや、らも本をいろいろ読んでみて大体な感想です。
中島らものエッセイや小説は、自分の体験から得たものを小説であればキャラにやらせてみたり、自分の友人や知り合いなどを小説のキャラクターとして動かし、方向性や目的で小説の題名が決まるようなものです。目的が違いますが、それぐらい題材(麻薬、薬、アルコール)が似ています。
ある本では自分は大麻やマジックマッシュルームなど麻薬は合法の国でしかやったことがないとか言っていたのに、獄中ダイエットでは日本で常習で打ってたとか、
著者がアルコール中毒で薬中毒なので同じシーンやシチュエーションが他の小説でも頻繁に出てきます。
エッセイや小説はほとんど自分の興味がある薬や(特に咳止めシロップを大量にのんでトランス状態になる話や、ディスカウントショップで売っている幻覚サボテンを食べる話がおもしろかった)アルコール中毒の話、アルコール中毒で入院した話、マジックマッシュルームでオーロラを見るとかそんなのばかり。
「今夜すべてのバーで」ではアルコール中毒の一人の男の話を書いていますが、これは自分の体験談を小説に見立てたものでしょう。
フィクションだけどフィクションじゃない非現実的な表現でも現実に自分に起こったことを表現しているので生暖かい文章です。
著者のフィクション小説にでてくる麻薬をやったらどうなるか、マジックマッシュルームを食べたらどうなるか?アル中はどんな感じなのか?咳止めシロップ中毒になるとどうなるか?
というのは永久保存物の内容です。この表現は空想ではなく、現実に体感した本人のなせる文章でしょうね。
でも中島らもの代表作
「ガダラの豚」はすばらしかった。アル中にかけたものとは思えない出来です。
アフリカかどこかの密教と大学教授ら(戦わねばならない理由がある)の戦いが3巻にわたってかかれた長編大作です。誰もが聞いたことのある、アフリカの呪いをテーマにした小説で、大スペクタクル推理小説になっています。
インターネットとかで結末を見ずに読むとより楽しいです。
ちょっとずれますが、アフリカなどでは呪いを請け負っている人がいて、嫌いな人を呪術師にまかせて相手を呪ったり、貶めようとする一方で、外側の対面はいいという社会があるようなんです。日本では、影口や、本人のいないところで悪口ばかり言う様ですね。うまくかけないですが、ビートたけしの番組とかで取り上げられていたような覚えがあります。
私は営業をしているときにこの本を読みました。
福知山市にある病院に営業で行っている途中の電車の中や、和歌山の端っこにある病院に電車に営業で行っている途中とかに読みきりました。
営業の仕事は辛かったですが、電車移動のこの小説を読む時間というのは何事にも変えられない楽しみでしたね。まあ営業の仕事も一回はやってみるものです。
中島らもは、天才じゃないか?とか言われています。
薬とか麻薬、アルコール中毒など違う危ない面をかなり持っていますが、著者の話には仕事をしている話が多い。アル中で朦朧とした中で自分をマンションの一室に閉じ込めて作品に没頭するとか。。
小説を読むと、「時間の使い方のうまさ」というのが読み取れます。
時間の使い方がうまい人が収入が高いという法則があります。貧乏な人は、毎日だらだら過ごし、仕事もだらだらずるずるし、人間関係もそのような人ばかり。
お金持ちの人は毎日予定があり、仕事もてきぱきこなし、友人関係もてきぱきした人ばかり。毎日自分を磨くために勉強とかかかさない。
そんな感じじゃないでしょうかね。
中島らもは、中毒なので、大麻をするにはお金がいるし、咳止めシロップ(一本結構高いし5本ぐらい飲まないとトランス状態にならないらしい)も買わないといけないし、睡眠薬も向精神薬もけして安いものではないと思います。
たまには本場の麻薬を求めて外国にも行かないといけないし、
アルコールも買わないといけないし大変だったんではないでしょうか?
自分勝手で人のことを考えない人でも時間の使い方がうまい人は仕事ができる人なのです。中島らもも、学歴とかは関係なく時間の使い方が非常にうまい賢い人だったんじゃないだろうか。
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中島らもの特選明るい悩み相談室〈その1〉ニッポンの家庭篇 (集英社文庫)
集英社 2002-08 |



